IDA資金配分指標（IRAI）

世界銀行のIDA資金配分指標（IRAI）は、IDA融資適格国を対象とした年1回の国別政策と制度評価（CPIA）実施結果をもとに決定されます。

CPIAは、16の基準を (a) 経済運営、(b) 構造政策、(c) 社会的包摂／公正を実現するための政策、および (d) 公共セクターの運営と制度という4つのグループに分けたものをもとに、各国を評価します。国別政策・制度評価の基準（英語、PDF）は、成長と貧困削減を促進する主な要因の把握と、評価プロセスにおける過度の負担を避ける必要性とのバランスを重視しています。IDAの実績連動型融資額配分の中でのCPIAの重要性を十分かつ明確に示すため、国の総合得点はIRAIと呼ばれます。

2019年の成果 1, 2
IRAIと16の基準の得点を以下に掲載しています。
国別政策・制度評価サマリー表 (PDF | XLS)（英語）

比較のため、各国の詳細な得点とIDA平均点を、それぞれのIDA融資適格国のカントリー・シートに掲載しています（英語、PDF）。

これらの格付けの詳細な決定方法については、よくある質問（英語、PDF）をご覧ください。

1 CPIAでは、IDA支援適格国のある年（暦年）における成果として翌年6月に発表される内容をもとに、その国のパフォーマンスを評価します。

2 これらの得点は世界銀行の職員が算出するものであり、必ずしも理事会または各理事が代表する政府の見解を反映するものではありません。